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【論文掲載】経営情報学会誌Vol.33 No.1に、最上雄太が執筆した論文が掲載

経営情報学会誌Vol.33 No.1に、最上雄太が執筆した論文が掲載されました!

論文名は↓です。

「関係リーダーシップ」が発生しない関係プロセスのエスノグラフィー
―「関係リーダーシップ」発生メカニズムの解明に向けて―

今回号で掲載されたのは、なんと私だけのようです。

今回の論文は、査読者の修正対応に約1年かかりました。途中で何回か投げ出したくなりましたが、諦めずに対応を繰り返して本当に良かったです。

この論文では、リーダーシップが立ち上がるメカニズムを明らかにするという大きな目的を見据え、その前段階の研究として、「リーダーシップが立ち上がらない状況ってのはどんな状況なのか?」の解明を目指しました。

エスノグラフィーという研究法を用いてある組織に長期間入り込み、人々の様子を観察していくなかで、リーダーシップが立ち上がらない状況として、特徴的な人間関係(モノローグの関係)が見出され、その人間関係のなかで人々は成果を出すこと以外には興味を持たないことを良しとする価値体系(成果主義による狭窄)が生じていることを明らかにしました。